親切とお手伝い

旅行に行くときは誰も信用しない。全て自分で調べ、聞き、判断し、失敗を重ねながら覚えていく。

親切は期待しない。だから何かの親切を受けたときは大変感謝する。出来る限り現地の言葉で感謝を述べる。

今まで、そのようにしてきた。それが旅行だと思う。

Travel is Trable.
旅行はトラブルが語源という記述を読んだことがある。

古より旅行者は現金を持ち歩き、少人数で移動したのでいいカモだったのだろう。
だから、旅人はとても気をつけていたに違いない。

さて、僕らは世界中からの旅行者を受け入れている訳だが、お世話はするがたまにやり過ぎの親切をして舞うことがある。例えば近場のスーパーまで無料で時間がないのに送迎したりと。「ついでならいいが」とよくたしなめられる。実は今回もやってしまった。

彼らにとってそれが本当に良かったと思えるからするが、果たしてその行為が頂戴した宿泊料金よりオーバーな内容かもしれないと思い始めている。

頼まれ、出来ることはする。有料でも出来ればする。というスタンスを考え始めている。

こっちの行為を「当たり前」ととらえて欲しくないとも、つくづく思う。