ここ、山中湖には富士山を見に沢山の観光客が訪れる。
日本人はもとより外国人もしかり。
最近、先進国と新興国について考察している。
大体、こうゆう区分けって自分より優れているとか劣っているとかあまり褒められた表現ではないのにもかかわらず、差別いけません大国にっぽんでこの言葉が誰も疑問にする訳でもなく使われている。
へんなの〜
あえて、この区分けに日本はどちらに属するのかといろいろ考えたところ、どうやら食事のスタイルで分かる様な気がしてきた。
自分の今までのしょぼい経験上得た結論は、まだ貧しい国では、沢山食べることが幸せの定義であり、食事に困らないことが人生における最初の大きな関門なのだ。
以前仲良くしていた外国人もあまり豊かな国から来ていなくって「満腹こそがもてなし」と言っていたっけ。
翻って欧米人は必要最低限しか胃に入れない。
ティータイムの朝食は殆どの欧米人にとってもう、十分すぎるほどの種類、量なのだそうだ。
連泊する人は「明日はこれとこれは必要ない」という。だからってディスカウントしないけど。
だから無駄がない。
さて、日本人。残念だが「お腹いっぱいになりました」と良く言われるのだが、この発想は前者のそれ。
必要以上に消費する考え方が贅沢の定義と見受けられる。華美な装飾、TV,照明のつけっぱなしも同じ事。
なかなか「足を知る」発想が育たないからこうゆうキャッチコピーが出現するんだな。
そろそろ先進国を気取って無駄な消費を戒める哲学を持たないと外国人になめられますよ。
ってゆうか、よくそうゆう指摘を受けるのであえて書いてみました。
そんな事はない、日本は先進国だと言われる御仁は是非、反論をお聞かせ願いたいものだ。