フランスでの食事はいつもゆっくりだった。
味付けで気が付いたのは塩分をほとんど感じなかったと言うこと。
その代わり、良く嚙んで素材の味を楽しめた。
飽きたら、塩をかけた。そこで、何となく思った。
塩には塩の味しかしない。
どんな料理も塩を入れると塩味になってしまう。
素材の味を知る為には良く嚙んで唾液ににじみ出た味を、味覚神経が感じる事でそざいの個性を知ることになる。
良く素材について講釈を聞くけど、その本人がサラダにドレッシングをかけ、美味いと言っても信用ならぬ。それは旨いと言うことを意味するからだ。
サラダは何もかけず、ニンジンやらレタスなどの青い、苦み走った甘みを感じる料理なのだ。
それはゆっくり咀嚼し、ほのかな味覚を味わう辛抱のいる舌の見聞を広める旅だと思う。
だから確信をもった。最終的な塩分はユーザーが調節すればいい。
僕らが作る料理は塩分は極端にひかえめだ。物足らないのならテーブルに置いてある塩をかければいい。
僕らはゆっくり嚙んで、その土地の土を感じて欲しいと思う。
そのとおり(拍手)
一口食べて旨い・・・
なんていうのはソースの味ですよね。
味わって味わって
それから旨いとうなられる料理期待してます。
投稿情報: 平田和生 | 2010年7 月26日 (月) 17:11
平田様
こんにちは。北岳は楽しめましたか?
あの山の標高差が結構膝にくるのでやっかいでした。
僕もこのエントリーについて、若輩者のクセにちょっと生意気な発言だと今読み返してみて、少し恥ずかしいです。
こうゆう発言は慎重に書かないとあらぬ所から誤解を招く事もあります。
もう少し、オブラートに包んだ表現で今度もう少し掘り下げてみようと思います。
いつも稚拙な文章にもかかわらずコメント有難うございます。
これからも気づいたことなどありましたらお気軽にお寄せ下さい。
ティータイム浅川
投稿情報: ティータイム | 2010年7 月26日 (月) 18:55