停電。まさか、日本で起きるとは思わなかった。
もう、だいぶ前だけどネパールに行ったとき、急に停電になってみんな困った?と聞いたら「しょっちゅうだし、アナウンスもないからね。」と誰もが落ち着いていたなあ。
ひるがえって、日本ではもう、大変な騒ぎ。
電気に対する依存度はもはやありがたい物ではなく、空気と一緒でいつの間にか引き落とされている料金のせいでもあり価値は空気並みだった。
11日迄は。
病院では人が死んでしまう。
信号がつかないので交通事故が起きる。
記者は東電との記者会見で「一日2回も停電したら6時間もだろ!電気出せや!」って言う始末。(これからは電気会社もガスやも水道やも一筆「何か天変地異が起きたら供給できないこともございますが何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。命は大切ですが出来ない事は出来ません。」って書いた方が良い)
たしかにそうだ。その通り。
一度便利を手にしたらそこから一歩下がる事が受入なれないんだな。
日本ではそんなんだが、他所の国ではそんな事日常茶飯事で、その対応の仕方が日本は騒ぎすぎ。
(って言うと叱られそうなのだがご勘弁を。)
日本では命の価値は地球より重いけど、そんな国は他に見たことない。
テロを抑える為に人質もろともあやす国もあれば、マフィアが仕切る国もある。その国では簡単に処刑とか、ラーゲリ行きだ。
今や日本を始め世界は不安定だ。
地震、戦争、内乱、革命、独裁、何もない平和な国ってあるの?
日本は世界の中ではちょっとマシということに気づいて欲しい。
ちょっと不便だけど、今の環境に早く適応しよう。
たまたま今回、「未曾有」の「天変地異」が宇宙の主から僕らに試された。
できる事、助けられること、何でもいいから皆で乗り切りたい。
被災者の悲しみを絶対忘れない。乗り越えることは改善する事、すなわち進歩。
仕事しよーぜ。
ああ、またキャンセルがっ!
追伸
この2週間、もう、何もかも手につかなかった。
沢山の悲しみ、怒り、絶望を目の当たりにし、日本は終わったとさえ思った。
相変わらず、東電とか、官邸は魑魅魍魎なんだが、沢山の公務員(ひっくるめてスマン)やボランティア、そして今も只、公の為滅私奉公されるの方々の努力にすごく勇気づけられた。
まだ、日本は終わらない。
早く環境に適応することが「進化論」的な答えの導き方だと思う。
ほんのちょっと退化した日本。再び日が昇る為、一日を大切にしたい。
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