別に自然が怖いという訳ではない。
今日は石割山までトレイルランコースのデータ取りで東海自然歩道を歩いたのだが。。
沢山の登山者で石割山と大平山の縦走コースは人気の様で合計100人は登山者がいたなあ。
こんな天気でした。
風もなく穏やかな一日。でも、初心者には歩きづらい山道だろう。
今日、遭遇した人々との会話より。
「こんにちは。山登りですか?」
すれ違いざまに言われたのだが、同じコースを歩いていてそれはないだろ。
「ちょっとコンビニまで」って言えばよかった。
次に、今日の雪道にて苦労しながら下るお姉様風の方が尻餅付きながら、言った一言。
「雪の日は来ないのよ」
じゃなぜ来た?
今日は良く晴れていますし、気象の変化がよくあるのが登山です。山では夏だって雪は降るし、気象に変化に対応出来ないとその先は遭難なんですよ〜
次、石割山山頂にて
「なんだここは、(古びた地図の看板を見ながら)何も情報が無いところだ、山梨って所は部外者にくるんじゃねえってことか。そうなんだ、、、、(な感じの発言を)、、。」
まったしかに一理あるなあ。県民としては、情報開示に疎い地域柄ですよ。
でもね、部外者を困らせるつもりはないです、きっと。
予算とか、お役所の都合とかそうゆう事なんです。
それに、コースやそこから見える景色とかのリサーチは登山をするための心構えとして必要ですよ。
今時、カシミールもあるしね。
ここは山。環境が整っていないのは当たり前です。文句言う前にあなたが地図看板新調してね。
もう一丁、下りで出会った登山者。時間は11時過ぎ。春の景色を楽しむのには明らかに遅い。っつーか、登山は早出、早終わりが基本ですが。
登山者「アーもう、富士山が雲に隠れちゃったよ。」
俺 「春は富士山が見える時間は早い時間なんですよ。もう少し来た方が良かったかもしれませんね。」
登山者「バスがないんだよ」
さて、ここで「前日に地元の宿泊施設利用したら?」と申し上げたい気持ちになりますが、もめ事は嫌いなのでとっとと過ぎ去りました。
テーマが決まっているのなら、その為に準備は怠りなく。ペンションはその為にでもあるんです。
下りの最中、考えましたがこのように、都会の気持ちで山に入る人の多いこと。
登山ブームの昨今、何となく登山始めて登山道の環境が整っていないことや気象の変化など、事前にリサーチ出来れば解決出来るのにもかかわらず、都会のルールを山に持ち込むのは遠慮して頂きたい。
山は都会ではないぞよ。
見たまえ、お天道様の前に人間は平等だ。
差別も格差もないぞ。実力が試されるんだよ。だから面白いのさ。
自分の身は自分で。
でもどうしても都会の延長で山に来るのなら朝ズバのみのもんた及びマスコミに、過失を突っ込まれる覚悟で、レスキューを呼ぶ覚悟で行こう!