こればかりはしょうが無いが。
例えば、公衆トイレはほとんど期待できないので事前にめい一杯「近い人」は膀胱を軽くする必要がある。
でも朝しっかり水分取らないとなかなか調子でないし。
どうしてもしたくなったらカフェに入り注文し、ついでに致す。しかも、そこではウォッシュレットは5万パーセント無い。致したあとに固い紙に皮膚をただれさせる危険と格闘しなければならない。
この対策の為今回はムーニーちゃんを持参したところ見事ヒット。ソフトな皮膚を維持できた。
話を戻す。また、運良く公衆トイレを見つけてもダムマダムというおばさんが入り口に立っていて1€か幾ばくかを支払わなくてはならない。
その割に便器は綺麗では無いし、かなりの確率でアーム(便座!!)が無い。つまり、せとものにケツを載せるのだ。紙も最近はかなり減ったが無い場合も結構あるので日本を発つ前に配り物のポケットティッシュを持参するクセを持たないと大変なことに。
こんな時はインドでの経験が役に立つんだが。
いづれにしてもだ。厳冬期、日中でも0度くらいの気温でせとものの便器にケツを乗せる事はホラーだ。
さて、今度は話題をカフェに戻ろう。意外にもコーヒーは総じて日本のカフェの方が圧倒的に好みだ。コーヒーのコク味わい、苦み、香りのバランスが欠けている場合が多かった。
イスタンブールでのチャイはいわゆるただの紅茶なんだが日本の上品な物と違ってしっかり渋みを表現されていて大いに好みだった。
食事に関しては正直なところ、日本が世界でも圧倒的なレベルだと思う。
調味料の豊富さ、料理の種類、食材の多様さにおいても宇宙レベルであると確信した。
敢えて日本を批判すればチョットやり過ぎ、全てにおいて。凝りすぎているしそれでいて安い。そこまでとも思う。もっとシンプルでもいいと思う。
ちなみに今回、イスタン、バルセロ、リスボンの大衆食堂の料理はいずれも塩加減がほとんど無し、煮すぎ、焼きすぎ、揚げすぎのオンパレードであった。「塩梅」とか「旨味」と縁が無かった。(でも多分僕らが入ったところは現地での中級以上と思う)
日本に帰ったら速攻でラーメンを食べたいのだが、はたして「減塩食」になれてしまった俺が世界でも完璧な料理「ラーメン」を目の前にしたら、きっとノックダウンしちゃいそうだ!
いまから18時間後にイスタンを去り、13時間後に成田着、2時間後くらいに東名のSAあたりで第一食になるだろう。トラッカーをうならせる「濃いー、グルタミン酸、サラダ油ぎんぎんラーメン」に打ち勝つことが出来るか!?
やっぱミノリさんの手料理がイチバンだわ。っていうとまたいろいろあんので内緒ね。