何処とは申せません。
有名な温泉地、平日とは言えすれ違った人が4人。
その内のカップルらしき2人の会話「こんなラーメン屋しかないの?」、そう、この温泉地に食事処はそこともう1件(カラオケの轟音が響き、俺には無理)しかありませんでした。
店の人はホテル、ラーメン屋、わずかに開いていた商店の人まで年寄りばかり。若い人は泊まりがけの土木工事関係の人と外国人女性を一人見かけました。
当然、無線LANはないのでメールのチェックも出来ない、調べ物も出来ない、店番の方に尋ねても先程のラーメン屋とカラオケの居酒屋しかないとの答。
さて、そこのメインストリートを歩きましたが開いている店はなく、19時というのに誰もいない、ひっそりとした小道。先日当選した女性議員の選挙ポスターがむなしさを助長します。
食事処を求めて繁華街を探している途中、大きなホテルを見つけました。バスが横付けされ、十数人の人が降りてきました。たぶん、このホテルで夕食、宴会、二次会と全てを済ますのでしょう。なので、繁華街は必要なく、廃れて行くのかなと想像しました。
結局、このラーメン屋で食事しその後、自室に戻りまだ酔いから醒めない頭で、眠り際にあれこれ想いにふけりました。
思うに、このような寂れた雰囲気の温泉地は各地にあり、集客に成功している観光地とそうでない所との格差が出来ているのだろう。
この温泉地はある予約サイトのクチコミを参考にして決定しました。
ネット予約は今や主流ですが、そこのクチコミに書かれない事もあると言うことを実感しました。
見方を自分に向けてみます。地域をアピールするためにネットをもっと活用し、たくさんの宿が登録されていた方が全国のお客様に対し良いイメージを与えられる、と感じました。
賑やかな雰囲気が伝われば全体的に良いイメージにつながり集客につながる。
でも、やはり実際は違う事もあるでしょう。
期待とがっかり、それを楽しむのも旅行の醍醐味か。
次回は最近味わったがっかり宿について語らしてください。