以前、毎年来て頂いた方はある企業の研究員で主に化学肥料の研究をしていた。
その時に良く聞いたことは「化学肥料は地球を救っている」こと。
以前、化学肥料がまだ普及するまでは世界的に人類は栄養不足でなかなか長寿を叶える為にはとても難しい事であったと。
化学肥料が普及し、人類は上質の野菜を摂取出来る様になり、疾患や病気に対し耐候性が増し、結果人口が増えた事に貢献したことは疑いの無い事だと。
しかしながら人々はイメージで物事を判断し、いつしか化学肥料を敵視し、有機肥料で作った野菜こそが至高という勝手なイメージを作っていると。
有機肥料とは主に堆肥を用いる。農家のそばに住めばその弊害が理解出来るだろう。
その割にはリン酸は摂取しづらいのが現状。実際、原料のリン鉱物は中国からの輸入だ(Wiki参照)。
有機肥料も然り、化学肥料も同じく同等に接して欲しいと思う。
彼が来なくなって相当経つ、すでにかなり高齢だったのですでに鬼籍に入ったのかも知れないけど、彼との邂逅で1つ偏見を払拭する事が出来た。
彼の笑顔が忘れられない。
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